スタッフ紹介

空の森クリニック婦人科内視鏡治療センターでは、主に良性疾患に対する腹腔鏡手術、子宮鏡手術、卵管鏡手術を行っており、私はそれら手術を担当しています。

腹腔鏡手術は、おなかに小さな穴を開けて手術を行うので、傷が目立ちにくく、入院期間も短く（4－5日）、退院後は早く日常生活に戻れます。当院では子宮筋腫や卵巣腫瘍、子宮内膜症などの良性疾患に対する腹腔鏡手術に加えて、不妊症に対する腹腔鏡手術も積極的に行っています。すべての腹腔鏡手術に技術認定医が加わり、麻酔科専門医、手術室看護師と手術チームを組織し手術を実施しています。入院は完全個室で、術後安心して過ごしていただけるよう看護師とともに一人ひとりしっかりサポートを心がけています。

また、当院では子宮鏡手術も多く実施しています。筋腫（粘膜下筋腫）や子宮内膜ポリープ、子宮内癒着の治療が子宮鏡手術で可能です。子宮鏡手術は経腟的に行うので、おなかを切ることはなく術後の痛みもほとんどありません。私は子宮鏡手術を安全に行うために、子宮鏡技術認定医を沖縄県で最初に取得しました。

さらに、もう一つの当院の特徴として、卵管鏡手術があります。卵管閉塞に対する卵管鏡手術は、体外受精以外での不妊治療の選択肢を増やし、かつ自然妊娠の可能性を高められる治療です。日帰り手術で体の負担も少ない手術方法です。 

女性は、仕事・家事・育児と多忙な生活を送っています。ゲストの皆様が一日でも早く元気になり、いつも通りの生活に戻れるよう、力になれればと思います。