婦人科
強い生理痛や経血量の多さは婦人科の病気の可能性や
放っておくと不妊につながってしまうことも。
婦人科外来では診察や治療のほか、手術も行っています。
診療体制
空の森クリニックでは、腹腔鏡手術技術認定医2人、麻酔科認定医1人が常勤しており、婦人科良性疾患に対しては主に内視鏡手術を行っています。
治療前の画像検査(超音波検査、MRI検査)、麻酔科医の入院前の術前診察、必要な場合の自己血貯血、入院オリエンテーションを迅速かつ的確に行い、安心でストレスが少なく、低侵襲な治療を目指しています。入院時は、ゲストルームも広くゆったりとした癒しの空間で過ごしていただきます。
※低侵襲医療とは…手術・検査などに伴う痛み、発熱・出血などの身体への負担を少なくし、回復を早めることを目的とした治療法です。
診療内容
● 症状 | 不正性器出血、過多月経、過少月経、頻尿、月経不順、帯下増量、下腹痛、下垂感、子宮がん検診希望 |
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● 対象疾患 | 子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮附属(卵巣・卵管)癒着、卵巣腫瘍、卵管留水症、卵管留血症、子宮内膜ポリープ、子宮頸管ポリープ、子宮内癒着、子宮形態異常、子宮内膜増殖症、子宮脱、子宮外妊娠(異所性妊娠) ※子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍についての詳しい説明は「日本産科婦人科学会・婦人科の病気」にて |
● 治療方法 |
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診療設備
最先端の医療を支える
最新・高性能の装置・機器を備えています。
最新の高性能内視鏡装置を完備
子宮筋腫や卵巣内膜症、卵巣嚢腫など多くの婦人科系の病気の手術には、腹腔鏡という内視鏡を用いて、テレビモニターで腹腔内を観察しながら手術を行います。傷口は下腹部3~4ヵ所でそれぞれ約3mm~12mmと小さいことから、痛みなどの身体への負担も少なく回復も早くなります。通常の子宮内膜症や子宮筋腫であれば4、5日で退院できます。

高画質・高精度画像が確認できるMRIを導入
九州大学病院をはじめ、全国約430台の納入実績を誇るMRIです。短い検査時間で患者さんの負担を軽減し、診断精度の高い画像が確認できます。また、子宮の細かな動きを静止画像でなく、さまざまな角度から動画で撮像できることで、最近増えている子宮筋腫や卵巣内膜症、卵巣嚢腫などの婦人科の病気をごく初期の段階で発見・評価できます。

婦人科専門外来に特化したX線装置
主に不妊症などの原因を調べるための子宮卵管造影検査などを行い、婦人科専用の装置・仕様となっています。

コルポスコピー検査(外来検査)
子宮癌の検診、精密検査が可能なコルポスコピーや、子宮癌の検査が外来ですぐに実施可能です。

診察・治療の流れ
診察
- 諸症状のヒヤリング
- 内診
- 超音波検査など
検査・治療
(必要に応じて)
- MRI検査
- カラードプラ検査
- 血液検査
(結果に応じて)
- 通院や手術療法
- 薬物での治療を選択
手術
(通院や薬物での治療が難しい場合) 腹腔鏡を使った婦人科良性疾患の手術
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
- 卵巣嚢腫
- 不妊症治療など